クリスマスの前に・・・

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今年もあと2週間余り・・・

残りわずかとなったけれど、

年内にどうしてもやらなければならないことがある。




大掃除・・・というよりは、身辺整理。。


この数年で実家は、私の荷物で立派な物置状態に・・・


一人暮らしで使っていたもの、電子ピアノ、箏、

大学時代の教材、資料、楽譜、その他諸々。


もちろんリサイクル店に引き取ってもらったものもあるけど、

いつでも復学できる状態だった。


未だに開けられないダンボールがいくつも眠っている。


活用しているのは洋服だけ。


来月末には引っ越して愛する人との新しい生活が始まる。

可愛い娘たちも一緒に・・・


もう、闘病生活じゃない。


社会人とはいえないかも知れないけど、

こんな私も大きな責任を抱えることになる。


私がいないと生きていけない人がいる。


いつまでも過去の自分にしがみついていられない。


今の自分が全てになる。


無知で、不器用で、とろくて、頼りない。

稼ぐこともできない。

本当に何の生きる力も無い。


時々、どうしようもなく無気力になるけど、

病気と違うことは自分でよく分かる。


自分が生きることに疑問を感じる。




自分に自信が無いから・・・



何をしたいのか、何をしたらいいのか、

訳が分からなくて泣けてくる。


「生きるために生きてる」


それで納得すればいいんだと思う。



ずっと普通の生活を夢見ていたから。



陽が昇ったら活動して、沈んだら眠る。



それだけが望みだった。




少しずつ体力がついて、

昼間に活動できる時間が増えてきた。


まだまだ一般的な日常生活とは程遠いけれど、

ベッドの上が全ての生活よりは随分マシになった。



それなのに満足できない自分が居る。


欲張りな自分。


醜い自分。


幸せな自分。



もう、ピアノほど、何もかも犠牲にできるような

そんな情熱を傾けられるものには出会えないかもしれない。


あれほど信じられるものには出会えないのかもしれない。



この数年で、いろんなものがいろんな風に見えるようになった。


ずっと殺人者は絶対に間違っていて、悪い人間だと信じてた。

軽蔑されて当たり前だと思ってた。


いまは、正直、わからない。


ただ、悲しい、と思うようになった。



昔の方がラクだった。


絶対・・・と信じ込める方がラクだった。



私にとってはピアノは絶対だった。


尊敬して止まない先生は絶対だった。



でも、もう、先生はいない。



宗教の世界にはまり込む人たちの感覚が

ほんの少し分かったような気がした。



何となく、「絶対」は存在しないかもしれないと思い始めた。



でも、以前の自分では、全く知り得ない安らぎを知った。

どうしても守りたい命、守りたい場所があることに気付いた。



ピアノとは比べられない。

先生とも比べられない。


全く違う、異質のもの。



どんなに頑張っても、過去には戻れないことを認めよう。

どんなに前向きに考えても、未練があることを認めよう。

どんなに格好つけたくても、挫折したことを認めよう。



悔しい気持ちも、悲しい気持ちも、簡単には消えない。



だけど、いまの安らぎと比べちゃいけない。



確かに、夢に破れて、「絶対」を失って、怖い。


守りに入ってる臆病な自分を打ち壊したくなる。



夢を追いかけて、情熱と自信に満ち溢れていた過去の自分。

必死で努力すれば、何事も必ず実現すると信じていた。

自分を信じて、ただ真っ直ぐ、全速力で走っていれば良かった。



いまは怖いことだらけ。

情けないことだらけ。

出来ないことだらけ。



守りたいから・・・



だけど、少し足を踏み出してみたい。



帰れる場所があるんだと言い聞かせて。


待っていてくれる人がいる。



私もそうなりたい。


安心して帰れる場所に・・・



もう一度、信じてみたい




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